国家資格とは国の法に基づき定められている資格のことで
国家資格の試験自体は国が県や地方自治体などに委託しています。
国家資格を取得することでその分野の知識を持っているという証明になり、
就職や転職に有利になります。
私は今まで多くの資格を取得してきましたが、
コスパの良い資格、悪い資格というのはあります。
そこで工業系国家資格を難易度、合格率別と
転職、就職に有利なおすすめ度で紹介していきます。
目次~mokuji~
各国家資格の難易度と合格率
今回は以下の国家資格について紹介します。
・ガス溶接技能講習
・フォークリフト運転免許
・危険物乙種1、3、4、5、6類
・第二種電気工事士
・第一種電気工事士
・ボイラー整備士
・二級ボイラー技士
・一級ボイラー技士
・ITパスポート
・消防設備士甲種4類
各国家資格の難易度を私なりに10段階で評価します。
例 一番低いなら「1」とします
ガス溶接技能講習
ガス溶接技能講習の難易度は「1」です。
合格率は90%を超えています。
難易度が一番低い理由は講習をちょっと受けて、
実技講習をさっと済ませたらほとんど合格できます。
確認テスト的なものが試験になりますが
講習を聞いていれば非常に簡単です。
ガス溶接の技能講習に合格したら
ガス溶接の業務に従事できます。
フォークリフト運転免許
フォークリフト運転免許の難易度は「2」です。
合格率は90%を超えています。
フォークリフトの免許って難しそうなのに
意外と難易度が低いと思った方も多いと思いますが、
ガス溶接同様に講習をきちんと受けていれば試験は合格できます。
実技の方は多少コツを掴む必要がある為難しい部分がありますが
基本的には合格できます。
フォークリフト運転免許があればフォークリフトの運転ができます。
運輸会社などの工場ではフォークリフトは必須であり、
持っていると良い資格です。
危険物乙種第1、3、4、5、6類
危険物乙種の難易度は「6」です。
合格率は30~40%くらいです。
これは危険物乙種第4類に限った話ですが、
危険物乙種第4類は乙4と言われメジャーで人気のある資格です。
人気の理由は危険物乙種第4類を持っていると取り扱える危険物が
「ガソリン」や「灯油」などで需要が高いからです。
危険物乙種第4類を取得すると他の乙種の試験は
科目免除の恩恵により1科目で10問中6問正解したら合格の為、
全部の類を合格しようと考えている方は
とりあえず乙種第4類から合格することをお勧めします。
乙4の試験で覚えておきたい語呂合わせを紹介している記事はこちら↓
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第二種電気工事士
第二種電気工事士の難易度は「4」です。
合格率は新しいデータで 筆記60% 実技70%です。
第二種電気工事士は筆記試験に合格したら
技能試験を受験することができ(例外有り)
筆記試験合格後、技能試験に一度落ちても
筆記試験が免除される制度があります。
筆記試験自体あまり難しくない為、技能試験が合格の肝となります。
この資格を持っていると、
一般住宅の配線や小さな受電設備等の工事が出来ます。
電気の入門のような国家資格です。
第一種電気工事士
第一種電気工事士の難易度は「5」です
合格率は直近で 筆記50% 実技60%です。
第一種電気工事士は二種の上位互換で
試験の内容が一段階レベルアップしています。
ほとんどの受電設備が第一種電気工事士で扱えるようになりますし、
第二種電気工事士を持っていても科目免除等無い為
二種よりも一種を受験することをお勧めします。
二級ボイラー技士
二級ボイラー技士の難易度は「3」です。
合格率は例年50%前後です。
ボイラーの試験には必勝法があります。
それは過去問ばかりを勉強する方法です。
ボイラーの試験は過去問を良く出題する傾向にあります。
ですので過去問をひたすら解けば合格できます。
ボイラー技士はボイラーを取り扱うための資格で
持っていたら資格の級によって決められた大きさの
ボイラーの取扱主任者になることが出来ます。
二級ボイラー技士のおすすめ勉強法を紹介している記事はこちら↓
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私は二級ボイラー試験に1度落ちました。 初めは何を ...
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一級ボイラー技士
一級ボイラー技士の難易度は「4」です。
合格率は例年50%~60%で二級ボイラー技士と変わりません。
一級ボイラー技士の試験の難易度は
二級ボイラー技士の試験に毛が生えた程度ですので
二級ボイラーの勉強の延長線上で受験して合格できると思います。
先ほども言った通りボイラーの試験は過去問ばかり出題されますので
過去問を勉強しましょう。
ボイラー整備士
ボイラー整備士の難易度は「3」です。
合格率は70%弱となっています。
二級ボイラー技士の免状があると科目免除ができ、
非常に難易度が低い資格です。
二級ボイラー技士免許取得後に受験しましょう。
ボイラー整備士は名の通りボイラーを整備することが出来ます。
ボイラー整備士試験対策におすすめのテキストを紹介している記事がこちら↓
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ITパスポート
ITパスポートの難易度は「6」です
合格率は例年50%前後になっています。
IT素人の私はこの合格率以上に試験は難しく感じました。
ITパスポートはIT化が進んでいる現代社会に必要不可欠な
ITの基礎知識が問われる内容が出題され、
この資格を取得すると ITの基礎知識を持っているという証明にもなるので
転職に有利と言われています。
前述した通りITパスポートはIT化が進む現代社会で
ITの基礎知識について学ぶことができるので おすすめ度は高いです。
私も勉強していて聞いたことがあっても
詳しくは知らなかったIT用語を知ることができたりと
タメになる国家資格でした。
今回紹介する国家資格の中でいちばんおすすめですので
ぜひ取得してみてください。
IT素人がパスポート試験に費やした勉強時間を紹介している記事はこちら↓
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消防設備士甲種4類
消防設備士甲種4類の難易度は「7」です。
合格率は30%台となっています。
私は必死に勉強して一発で合格できました。
第二種電気工事士の免状があると電気の科目を免除することが出来ますが
私は電気で点数を取りたかったので免除はしませんでした。
消防設備士の甲種4類は消防設備士の中で一番難しいですが
この資格を持っていると消防設備の点検や整備、工事が行えます。
消防設備とは身近なものに火災報知器や消火器等があります。
のような建物にも法で決められた消防設備を設置する必要がある為
需要の高い資格です。
私が勉強で活用したテキストは2つあり、テキストと問題集です。
この2つを駆使したら合格は必然と近づきます。
私はこの本たちを5周ずつはやりました(笑)
コスパの良い資格3選
私が取得した国家資格の中から、
難易度が低い且つ就職に特に有利な国家資格を3つ厳選し紹介します、
1、フォークリフト運転免許
2、ITパスポート
3、第一種電気工事士
以上の3つです。
転職に有利な国家資格6選を紹介している記事はこちら↓
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まとめ
・難易度が低く、就職転職に有利な国家資格はこの3つ
フォークリフト運転免許
ITパスポート
第一種電気工事士
特にITパスポートはIT化が進む現代社会において
ITの基礎知識を学習することができ、
取得すればITの基礎知識を持っているという証明になるので
転職や就職に非常に有利になります。
かなりおすすめです。