危険物甲種を取得すると危険物取扱者の全ての類を
取り扱えるようになります。
その為、難易度も格段に上がり
毎年の合格率も40%くらいです。
今までたくさんの資格を取得してきましたが
ここまで暗記する内容が多いものは無く
とても難易度が高いように感じました。
私なりの危険物甲種の難易度と
過去の合格率を紹介していきます。
危険物甲種試験に一発合格する為に費やした勉強時間を紹介↓
危険物甲種の試験に合格すると 危険物乙種の全ての類 ... 続きを見る
危険物甲種試験を一発合格する為に費やした勉強時間、方法を紹介します
目次~mokuji~
危険物甲種試験、過去5年の合格率
過去5年の合格率は以下のようになっています。
2020年度 42.5%
2019年度 39.5%
2018年度 39.8%
2017年度 37.3%
2016年度 33.5%
5年前の2016年度は33.5%とかなり低い水準でした。
ここ最近では合格率が徐々に上がっていて
直近の2020年度は42.5%で
合格率だけで言うと少し難しいくらいになっています。
ですが、年々合格率が上がっているからと言って
油断してはいけませんので受験する際はしっかりと準備しましょう。
危険物甲種試験の難易度
危険物甲種試験を受験し、一発合格こそできましたが
暗記する内容がとても多く難易度は高いと感じました。
特に大変だった科目が
物理・化学と性質・消火の2つです。
法令に関しては単純に覚えるだけですし
他の危険物の資格を持っている方は
重複する部分があるので心配ないと思います。
先ほど大変だと記述した物理・化学と性質・消火ですが
大変な理由とどのように対策したか簡単に紹介していきます。
物理・化学 難易度が高い理由と対策方法
難易度が高い理由
物理・化学の難易度が高い理由は
試験の問題数が10問しかないと言う事です。
試験に合格する為には科目ごとに
60%以上の正答率が必要で
物理・化学は4問しか落とせません。
たくさん暗記しなければいけない上で
4問しか落とせないのはとても厳しいです。
対策方法
物理・化学には計算問題や
化学反応式などの式で出る問題があります。
計算問題の基礎、化学反応式の基礎は
しっかりと押さえましょう。
基礎的なところから学習していれば
それを応用するだけの問題が多いので
下記のような分かりやすいテキストがおすすめです↓
このテキストは基礎的なところを学習してから
応用の問題へと移っていくので
危険物の知識がない方でもしっかりと学習できるのでおすすめです。
性質・消火 難易度が高い理由と対策方法
難易度が高い理由
危険物乙種1〜6類全ての性質が出題されるので
そこは必ず区別できるようにしないといけません。
さらに各類の品名やその品名の特徴など
かなり細部まで聞いてくることもあり
暗記する内容が多いです。
危険物を初めて受ける予備知識のない方は
この科目で一番躓くかもしれません。
対策方法
難易度が高い理由を紹介しましたが
一番の救いは問題数が20問であるということです。
8問も間違える事ができるのでかなり助かります。
対策としては各類の特徴を細かく載せている
テキストを使用する事です。
このテキストは乙種第4類取得後の
科目免除者用のテキストですので
4類の内容は載っていませんが
他の類はかなり細かく分かりやすく記載されている為
本当におすすめできるテキストです。
まとめ
・危険物甲種過去の合格率は以下の通り
2020年度 42.5%
2019年度 39.5%
2018年度 39.8%
2017年度 37.3%
2016年度 33.5%
・合格率で見ると年々難易度は低くなっているように思えるが
普通に難しい試験
・特に難易度の高い科目は物理・化学と性質・消火