危険物取扱者とは
危険物取扱者乙種には1~6類まであり、
類によって取り扱うことが出来る危険物の種類が異なります。
ここで言う危険物とは大変燃えやすく、
危険であるため消防法で指定されています。
乙種第4類に合格するとガソリンや灯油、重油などの
引火性液体の取り扱いが認められます。
このガソリンや灯油、重油は石油関係であり、
ガソリンスタンドの従業員やタンクローリーの運転手など求人もある為、
乙種第4類は危険物取扱者試験の中で最も受験者数が多く
非常に人気のある国家資格です。
この記事ではその危険物乙種第4類の
おすすめの勉強方法と合格率を紹介していきます
目次~mokuji~
危険物乙4の合格率とおすすめの勉強方法
まず危険物乙種第4類(以下乙4)の
合格率はどれくらいか予想してみてください。
私の体感だと国家資格の平均的な合格率は大体50%くらいです。
それでは次の章で確かめてみましょう。
危険物乙4の合格率
過去2年の合格率はこのようになっています
2018年 38.9%
2019年 38.9%
同じ38.9%になっており、この数字はかなり低いです。
意外と低いと思った方も多いんじゃないでしょうか。
他の危険物乙種の合格率は60%越えがほとんどで
乙4のみが圧倒的に合格率が低くなっています。
では、なぜ乙4のみ合格率が低いのか解説していきます。
危険物乙4の合格率が低い理由
乙4の合格率が低い理由は3つあります。
1、受験者数が多い
2、合格基準が高い
3、簡単だろうという油断
以上の3つがあります。
1つずつ解説していきます。
受験者数が多い
先述のとおり乙4を取得するとガソリンや灯油などが扱えるようになり
国家資格の中でも人気の資格となっています。
その為、毎年受験者数が多いです。
他の乙種は受験者数が年間5000人に対し、
乙4の受験者数は年間6万人を超えています。
この受験者数の中には、職場や学校で仕方なく受験する方も多く
受験者数だけ増えて合格者数が増えないという結果になっています。
吹き出し 私の周りでも職場で受けさせられて
3,4回落ちている人がゴロゴロいます
合格基準が高い
これは合格率が低い理由としてかなり影響があると思います。
危険物取扱者試験の合格基準は
全部の科目で60%以上取る必要があります。
全てを一定以上にまんべんなくというのはとても難しいです。
他の国家資格には一科目で40%以上、合計で60%以上で合格
というものが多いです。
どれか一つの科目が40%の正答率でも他で補うことが出来ます。
危険物取扱者試験ではそれができない為合格基準が高いと言えます。
簡単だろうという油断
乙4は資格の中でも有名でとりあえず取っておこうと考える人もいるくらいです。
そんな資格の為、簡単だろうと誤解して受験する人が多いように思います。
そんなことありません!!!
乙4を科目免除無しで合格しようと思ったら
2,3カ月は勉強してほしいです。
そんなに勉強いるの?と思う方や
どうやって勉強したらいいの?という方の為に
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【合格への近道】おすすめの勉強方法
勉強するにしても闇雲に勉強していたら
本当にこの勉強法でいいのか不安になります。
そこで、私が実践したおすすめの勉強法を紹介します。
・過去問アプリで過去問を解く。
このアプリがおすすめです。
受験日を設定すると受験日までの日にちをカウントダウンしてくれます。
問題数も豊富で、かなり時間がかかりますが
全問正解できるまで何度も繰り返し解いていきましょう。
私はこのアプリだけで2カ月間毎日30分以上勉強しました。
・テキストを活用する
危険物乙4の解説をしているテキストはたくさんあります。
それゆえにどのテキストを選べばよいか悩むと思いますので
おすすめのテキストを紹介します。↓
このテキストは未経験者でも分かりやすく解説している為おすすめです。
個人差があるので本屋で中身をパラパラ読んでみて
自分に合うテキストを探すのも一つの手です。
合格して気付いた危険物乙種第4類の効率的な勉強方法を紹介しています↓
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勉強がしたくてもなかなか習慣づかない人へ
試験の願書を提出し、勉強しなければと思いつつできない人へ
そんな方は隙間時間を利用して勉強してみてはいかがでしょうか
私が勉強をするために実践していることは2つあり、
1、寝る前に必ずテキストを開く
2、会社の昼休憩でテキストを開く
です。
まずテキストを開くところから始めてみてください。
続けていると、少し読んでみようかなとなりますし
良い隙間時間の使い方です。
試験直前に詰め込むのではなく、
日頃から勉強する習慣を付けてコツコツ勉強していきましょう!