国家資格 消防設備士甲種第4類

消防設備士甲種第4類で最難関の【製図】についてその難易度と対策を紹介

消防設備士の甲種試験では

乙種試験にはない【製図】という科目があり、

製図が原因で試験を落とすという方が多いです。

 

実技試験の製図ではどのような問題が出題されるのか

難易度と試験の対策について紹介していきます。

 

消防設備士試験に一発合格した勉強方法はこちら↓

 

消防設備士甲種第4類【製図】の出題内容

甲種第4類の実技試験である製図は難易度が高く

不合格となる方も多いですが

出題内容としては、筆記試験を理解していれば

解ける内容です。

 

ここで実際に出題された内容をお教えします。

1、鑑別(写真を見て何の機器か、用途は何か)

2、階段部分の感知器をどこに設置するか(図示)

3、平面図の建物内に規定通りの感知器の種類、個数と配線を図示

以上が実技試験【製図】で出題されました。

順に解説していきます。

 

鑑別(写真を見て何の機器か、用途は何か)

この問題では3枚ほどの写真があり、

名称と用途、どのような試験で使用するかを問われました。

 

絶縁抵抗計の写真に対して

名称:絶縁抵抗計

用途:絶縁抵抗を測定する

このような感じです。

 

マノメーターの写真に対して

名称:マノメーター

用途:差動式分布型(空気管式)感知器の流通試験に用いる

このような感じです。

あまり深く考えず設問通り解答しましょう

 

階段部分の感知器をどこに設置するか(図示)

地下階を含めた十数階建ての建物を

縦に切断したような断面図があり、

煙感知器をどの階にいくつ設置するか

図示するという問題でした。

 

煙感知器は階段に取り付けますので

その理解度を確認するという問題です。

 

煙感知器の設置基準を把握していないと解けませんので

筆記試験で勉強している際、煙感知器の設置基準は

重点的に覚えるようにすると実技試験で活きます。

 

平面図の建物内に規定通りの感知器の種類、個数と配線を図示

4部屋ほどある建物の平面図に

様々な種類の感知器をどこに何個つけるか、

配線はどのようにするかを出題されました。

 

感知器によって設置可能、不可が分かれている為

種類ごとにどこで使用できるかどうかなど

その違いを把握しておかないと解けません。

 

さらに、面積や高さ、耐火構造であるかないかによって

設置する感知器の数も変わってきますので

筆記試験で勉強する際は重点的に勉強しましょう。

 

実技試験【製図】の難易度

甲種第4類の試験では実技試験の製図を落として

不合格という方が圧倒的に多く、

製図で苦戦するという方がほとんどです。

 

さらに、他には無いような試験形式で

図に書き込んで解答をするため

記号で当てずっぽうという事ができません。

 

筆記試験はある程度の理解で正答できますが

製図は図示しなければいけないので

完全に理解していないと解けません。

 

以上の理由から製図の難易度はかなり高いと言えます

 

【製図】試験の対策方法

製図試験の対策方法は、、、

筆記試験の勉強の延長で

製図に関わるところは重点的に勉強

これしかありません。

 

製図では筆記試験でも出る内容を

「実際に図示できるよね?」という感じで

出題されます。

 

特に感知器については設置基準や感知器ごとの特徴を覚えて

筆記試験、製図どちらにも生かせるようにしましょう。

 

 

 

まとめ

・実技試験【製図】の出題内容

1、鑑別(写真を見て何の機器か、用途は何か)

2、階段部分の感知器をどこに設置するか(図示)

3、平面図の建物内に規定通りの感知器の種類、個数と配線を図示

 

・製図は難易度が高く、製図で試験を落とす人が多い

・対策方法は筆記試験勉強の時に実技試験の【製図】に

関わってくる内容を重点的に学習する。

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